【no.473】LINEがAIを軸として生活インフラに一層溶け込もうとしている

LINEがAIを軸として生活インフラに一層溶け込もうとしている

LINEとヤフー(Zホールディングス)が経営統合に関して基本合意した、というニュースは多くの人の耳に届いたことだろう。

この経営統合によって目指すのは、メディア、コマース、フィンテックなどのさまざまな事業でシナジー効果を発揮させ、成長させていくことだとされる。

そしてこのシナジーの行きつく先はAI(人工知能)事業だ。経営統合に関する記者会見でも「AIを基軸に積極的な中長期投資を行ない新たな価値を創り出す」と説明されていた。

LINEのAIといえば、AIアシスタント「Clova」だ。スマートスピーカーのひとつで、話しかけることでコミュニケーションアプリ「LINE」でのメッセージの送受信や、「LINE MUSIC」で音楽を再生などができる。いわゆる音声認識による機能だ。

このClovaは、今年9月からサービスを開始した「LINEカーナビ」にも搭載され、自動車の走行中も“声”でカーナビを操作できる。

LINEカーナビは、話しかけるだけで操作できるのが最大の特徴だ
画像出典:「LINE カーナビ」公式サイト(外部サイト)

「古くから、声によるナビ操作は普及することを目指されていたが、音声認識の精度向上などによってやっと実現できるタイミングが来た」とLINE 中村 浩樹氏は語る。