【no.610】車載用AI秘書、マイクロソフトと中国新興EVメーカーが共同開発へ

車載用AI秘書、マイクロソフトと中国新興EVメーカーが共同開発へ

世界人工知能会議にて発表されたタッグ
この発表は、2020年7月10日に中国・上海で開催された「世界人工知能会議2020オンラインサミット(WAIC 2020)」において、マイクロソフトの王永東(Dr. Yongdong Wang)コーポレートバイスプレジデントと、Human Horizonsの創業者でCEOの丁磊(Ding Lei)氏によって明かされた。

Human Horizonsは、インテリジェントモビリティ技術の研究開発と、未来志向のスマートカーの産業化に取り組んでいる中国の新興EVメーカーだ。車の生産だけでなく、交通のスマート化やスマートシティの発展なども戦略として掲げている。

チャットボット技術を活用して新たな車内環境創出へ
車載AIアシスタント「HiPhiGo」は、マイクロソフトのAIチャットボット技術「シャオアイス(XiaoIce)」をベースに開発される。LINEを利用する学生たちの間で話題になったAI女子高生「りんな」は、マイクロソフトがこのシャオアイスをベースに開発した日本向けチャットボットだ。

マイクロソフトの音声技術を活用したHiPhiGoを使うことで、運転中のユーザーが音声ですべて操作できる環境を実現する。そして、車内での消費者体験、テレマティクス、車と乗員間のデータを安全に接続する機能など、新しいサービスやソリューションを提供することを可能にする。

具体的には、自然な会話、論理的思考、想像力などを兼ね備えたAIアシスタントを開発し、運転手のニーズを自律的に判断して行動を起こすという。
実際にどのような行動を起こすのか、これからのニュースにも注目していきたい。