【no.169】CAC、感情認識AIで自動車乗員のリアルタイム感情分析を可能にする「Automotive AI」の提供を開始

CAC、感情認識AIで自動車乗員のリアルタイム感情分析を可能にする「Automotive AI」の提供を開始

感情認識AIのサービスを提供する株式会社シーエーシー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西森良太、以下CAC)は、リアルタイムで自動車の乗員の感情分析が可能な車内センシングAI「Automotive AI」を2018年8月1日(水)から提供開始します。

■「Automotive AI」概要
「Automotive AI」では、自動車内に搭載したカメラやマイクを利用して、運転者や同乗者の表情データと音声データを収集し、それらを基にリアルタイムで乗員の感情を分析することができます。

「Automotive AI」は、Affectiva, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:ラナ・エル・カリウビ、以下Affectiva社)が開発した最先端の車内センシングAIであり、ディープラーニングを利用した世界最大級の表情と感情のデータベースとAffectiva社独自のアルゴリズムにより高い感情分析精度を誇ります。
「Automotive AI」を活用することで運転者や同乗者にとって、より安全で快適な環境を構築することが可能になります。
また、次世代のドライバーモニタリングシステムの開発や、快適な自動運転車両の開発、同乗者の反応に応じた全く新しい乗車体験の提供などへの活用も期待されます。

■「Automotive AI」の特長
・車内に設置したカメラとマイクから映像や音声を収集し、マルチモーダルな感情分析を実現します。映像に映っている人物の表情(形や動き)を分析し、マイクからは発話者の音声(トーン、テンポ、音量など)を分析します。
・外部ネットワーク接続を必要としないローカル処理モードでの使用が可能です。
・RGB/近赤外線カメラの利用が可能なため、逆光や暗闇などでも運転者の表情を正しく検知できます。
・ディープラーニングによる画像認識技術を用いて、顔画像から表情や感情を高い精度で分析します。

感情分析、そしてその感情によって車がいろんな制御をしてくれるととても便利になりそうですね。

次回の更新も楽しみにしていただけますと幸いです!