【no.418】カラオケで次に歌う曲、AIがオススメ ドコモと第一興商が共同開発 「DAM」新機種に搭載

カラオケで次に歌う曲、AIがオススメ ドコモと第一興商が共同開発 「DAM」新機種に搭載

NTTドコモと第一興商は9月5日、カラオケの利用者が次に歌いたい楽曲と歌手をAIで予測し、楽曲予約端末「デンモク」上でレコメンドする機能を共同開発したと発表した。客が楽曲を選ぶ時間を短縮し、制限時間内に1曲でも多く歌って楽しんでもらう狙い。

第一興商が10月1日にリリースするカラオケ用システム「LIVE DAM Ai(DAM-XG8000)」とデンモクの新機種「SmartDAM Ai(TM30)」に搭載し、全国のカラオケボックスに導入する予定。

photoオススメ曲をレコメンドする様子

この機能では、客の歌唱履歴などを基に、デンモク上の「オススメ曲」「オススメ歌手」コーナーで次に歌われる確率が高いものを紹介する。歌う順番や周期からグループの特徴を推測できるため、歌い手が1人であっても、複数人であっても適切なレコメンドが可能だとしている。

既存のカラオケ用システム「SmartDAM L」(2015年発売)も楽曲おすすめ機能に対応しているが、新機能ではレコメンドの精度を従来の2.2倍に高めたという。