【no.525】AIの学習データを保護 特許庁、21年法改正めざす

AIの学習データを保護 特許庁、21年法改正めざす

デジタル分野の知的財産を保護する仕組みが広がる。特許庁は人工知能(AI)や3Dプリンターに投入するデータ群で従来にない独自性の高いものについて、権利侵害があれば差し止められるようにする方針だ。特許法は「モノ」の保護が中心だったが、意味あるデータのまとまりを守る制度を整える。企業がデータ分析の質を高めて事業改革をめざす動きに一段と弾みがつきそうだ。