【no.557】ISID、AIを活用して技術文書活用・図面識別・AIモデル開発自動化を支援する3製品を開発

ISID、AIを活用して技術文書活用・図面識別・AIモデル開発自動化を支援する3製品を開発

デジタルトランスフォーメーションが加速する中、多くの企業がAIを活用した事業創出や業務革新を本格化させている。自社固有の技術やノウハウの活用にAIを応用したり、自社内にAIシステムの開発体制を構築したりするケースも増加し、より早く的確にAIで現場業務を変革したいとのニーズが高まっている。

株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)では、2016年に設置したAI専任組織を中核に製造業の設計開発をはじめとする多様な領域において、業務ごとの特性に応じたAIソリューションの開発や適用支援を行ってきた。これまでに、時系列データを利用した動作予測や予兆検知サービス、深層強化学習で機械制御を最適化していくためのAIモデル構築や因果分析サービス等のAIプロジェクトの推進実績を有している。

これらの知見から今般、特にニーズの高い3領域についてAIによる業務効率化や顧客資産の有効活用が見込めると判断し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する3種類のAI製品を開発、5月より提供開始する。

製品化に際しては、顧客企業の多様なニーズに対し迅速かつ柔軟にAI機能を提供するため、日本マイクロソフト株式会社協力の下、クラウドプラットフォームMicrosoft Azureの利用を前提に開発された。

同3製品は、技術文書活用をAIが支援する「TexAIntelligence」、図面の記載内容の識別・チェックをAIで効率化する「DiCA」、AIモデルの開発・運用を自動化する「OpTApf」で、いずれもISIDが顧客企業とともに推進してきたAIプロジェクトの知見および技術ノウハウを生かし、独自に開発したものである。