【no.105】「自分が読むべきニュース分かる」 AI活用で「gooニュースアプリ」が進化

「自分が読むべきニュース分かる」 AI活用で「gooニュースアプリ」が進化

「これまでAIを活用してお客さまに寄り添ったサービスを展開してきたが、今後も“AIによるおもてなし”を強化していく」――NTTレゾナントの若井昌宏社長は、4月19日に開催した記者発表会でこう話した。同社はこれまで恋愛相談に答えるAIエージェント「教えて!goo 恋愛相談 オシエル」や、テレビドラマ「過保護のカホコ」とコラボしたカホコAIなど、さまざまなAIサービスを提供してきたが、今後もAI事業に注力する考えだ。

コンシューマー向けの展開では、スマートフォンアプリ「gooニュースアプリ」にAIを活用した「インフォグラフ機能」を5月に搭載する。ユーザーが目指す姿と現状を比べ、読むべきニュースを提案する。

インフォグラフ機能
スマートフォンアプリ「gooニュースアプリ」にAIを活用した「インフォグラフ機能」を搭載する
AIがユーザーの行動履歴から趣味嗜好を分析して、「好きな芸能人」や「応援したい球団」などのカテゴリーを自動生成し、グラフによって可視化。gooニュース編集部が例として設定した、「就活生」「営業担当」「経営者」など職種やロールモデルに応じたグラフと比較し、不足している情報をAIが判断して届けるという。

今後は、位置情報とユーザーの嗜好を組み合わせたお店やイベントの情報提供や、ユーザーの属性や時間帯に応じて通知するコンテンツを変えるなど、AIを活用した機能を順次搭載する予定。

 

趣味嗜好を分析してニュースを表示させるのは今までもありましたが、情報が偏ってしまうのでは、、と心配でした。職種に応じて、不足しているかもしれない情報を届けてくれるというのは嬉しいですね。
次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!