【no.215】3メガ銀グループ、情報銀行やAI前面に シーテックに出展

3メガ銀グループ、情報銀行やAI前面に シーテックに出展

三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガ銀行グループが個人データや人工知能(AI)の活用を鮮明にしている。16日に開幕する家電・IT(情報技術)の見本市「シーテック」に各グループが2年連続で顔をそろえる。個人情報を本人の同意の下に企業に提供し、対価を得られる「情報銀行」やAIを使った株式市場の予測システムなどを公開する。

三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は金融とITが融合したフィンテックの子会社とともに出展。情報銀行のシステムを報道陣に初めて公開した。歩行データを提供しサービスやお金を得られるデモを公開。2019年度の実用化を目指す。

三井住友FGは人工知能(AI)を使った株価の予測プログラムを展示。為替や株式市場の動きを材料に、売り買いのタイミングをメールやLINEで通知する。傘下のSMBC日興証券が個人投資家向けのサービスとして、19年度中に始める予定だ。

みずほFGは子会社のみずほ情報総研が参加。声の音声波形で個人を特定し、預金口座の残高などを回答する「AI個人秘書」などをデモ展示。非定型の帳票をAIと光学式文字読み取り装置(OCR)で読み取れるシステムなど他産業に応用できる技術も展示する。

音声で残高表示とは、思い切ったサービスですね。。
チャットボットの導入も早かったメガバンクですが、今後の展開が楽しみです。
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