【no.234】メルカリ、AIチャットボット「Karakuri」を導入 自動返信機能でユーザーの疑問を即時に解決

メルカリ、AIチャットボット「Karakuri」を導入 自動返信機能でユーザーの疑問を即時に解決

メルカリは11月12日、フリマアプリ「メルカリ」において、カラクリが提供するカスタマーサポート特化型AIチャットボット「Karakuri」を一部導入した。

これまで「メルカリ」のユーザーは、疑問や質問が発生した場合、同アプリ内の「メルカリガイド」から該当する項目を自らで確認するか、カスタマーサービスに問い合わせフォームを送信する必要があった。

同アプリの利用者数は現在月間1,000万人(※2018年11月12日時点)を超え、ユーザーからの問い合わせ件数も増加している。こうした背景のもと同社は、AIチャットボットによる自動返信機能を一部導入するに至った。

同アプリの簡単な操作方法や梱包・配送に関する疑問などについて、AIチャットボットが自動で回答することで、ユーザーを待たせることなく、疑問を即時に解決できるようになった。なお、有人のカスタマーサービスでは、より複雑な問い合わせの解決に引き続き注力していく。

iOS/Android版「メルカリ」の場合、同アプリのサイドメニューから「ガイド」を選択することで、画面右下にAIチャットボットが表示される。ユーザーは、そこから簡単に質問を送ることができる。同チャットボットは、ガイドやこれまでのユーザーからの問い合わせ内容をもとに、即時回答を行う。

Web版においては、「メルカリガイド」から同チャットボットの利用が可能だ。たとえば、「梱包方法がわからない」と送信すると、同チャットボットは、商品カテゴリー別に梱包のステップを写真つきで回答。「メルカリ便で送りたい」と送信した場合は、発送手順を案内する。

同社は今後、ユーザーの質問内容や回答へのフィードバックをもとに、同チャットボットにおける精度の向上を図っていく。対応カテゴリーの拡充や回答パターンの増加も予定している。

チャットボットだけでなく、有人対応もある程度残して、徐々にできることを増やして運用しているのがポイントでしょうか。

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