AIが判断 “ラク家事ロボ”の実力 日本唯一ユニコーン企業が開発
大掃除はロボットで。そんな日も、そう遠くなさそう。
ペンは、ペン立てに。
スリッパは、向きをそろえて。
靴下は、きちんと洗濯籠に自分で選んで入れてくれる。
AIが物を認識し、形、位置などを総合的に判断し、散らかった物を片づけてくれる、全自動お片づけロボット。
このAIを開発したプリファードネットワークスは、トヨタ自動車とモビリティ分野での共同研究も進めるなど、今注目の日本唯一となる「ユニコーン企業」。
驚きの実力は、画像認識だけでなく、音声認識も。
安宅晃樹アナウンサー
「それ、こっちに入れて」
ロボ
「プラスチックのごみ箱に片づけます」
全て指示語で、指を指しただけだが、きちんと理解してくれた。
「使われておりますのは、深層学習(ディープラーニング)と呼ばれる技術をベースとした、画像認識、物体認識のアルゴリズムになりまして、1つ1つの箱とか入れ物がどこにあるか、入れ物など全て含めて300種類ぐらいの物体を認識できます」
わずか半年ほどで、できるようになったというお片づけ。
ロボット本体と、天井に4台設置されたカメラが目となり、空間内のおよそ300種類の物や位置を、いかに全てデジタル化して把握するのかが鍵となる。
例えば、なくしたものがあっても。
安宅晃樹アナウンサー
「黒のタンブラーは、どこにある?」
ロボ
「タンブラーですか。それならテーブルのそばにあります」
プリファードネットワークス エンジニア・羽鳥氏
「1個1個の物体を認識して、つかんで、動かす。それは、あらゆる家事に必要な、一番基本的な要素なんですね。洗濯物をたたんだりですとか、料理をしたりとか、いろいろ考えられるかと思うんですけれども、そういう難しい家事に対する内側の土台ができるということになります」
5年以内の実用化を目指したいという、家庭用パーソナルロボット。
少しサイズが大きいような印象はありますが、これが実現すると
近未来感がすごいですね…!
次回の更新も楽しみにしていただけますと幸いです!