【no.69】大学生が駐車違反にAIで対抗 弁護士ボットで無罪を勝ち取る

大学生が駐車違反にAIで対抗 弁護士ボットで無罪を勝ち取る

 

イギリスでは駐車違反の取締りが厳しく、違反切符を切られても不服の申し立てができるものの、申し立てに必要な嘆願書の作成には法律的な知識が必要で素人には難しく、申請しても却下されてしまうことが多かったそうです。

しかし、そんな中「DoNotPay」というチャットボットが登場。
簡単な質問に答えるだけでボットが過去の判例を検索したり、Google Mapで違反キップを切られた場所を探してくれるなど、嘆願書作成を支援してくれるボットだそう。

実際、DoNotPayはすでに25万件利用され、何と16万件もの違反切符の撤回に成功したそうです。開発には、IBMコグニティブ技術であるWatsonが活用されており、Watson APIの組み込みによって情報解析の精度は30%もアップしたそうです。

チャットに聞くだけでいくつもある判例データを探してくれるのはありがたいですね。今後も色んな分野で応用されそうです。

次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!