【no.81】マイクロソフト、“感情”と“創作力“をAIに学習させる取り組み

マイクロソフト、“感情”と“創作力“をAIに学習させる「Emotion Computing Framework」の取り組み

これまで、人間の“感情”や“創作”する能力は、人工知能の研究と製品開発にとって非常に難しい課題だった。しかし、近年のアルゴリズムの進化、情報処理能力の向上およびビッグデータは、人間の“感情”と“創作力“をAIがある程度模倣することを可能にしたという。

マイクロソフトは、こうした手法を「Emotional Computing Framework」として、日本の「りんな」をはじめとするソーシャルAIに採用して各国で展開している(アメリカの”Zo(ゾー)”、中国の”Xiaoice(シャオアイス)”、インドネシアの”Rinna(リンナ)”、インドの”Ruuh(ルー)”)。

これらのソーシャルAIは、マイクロソフトの自然言語処理、画像認識、音声認識と音声合成など、複数のテクノロジを活用して、感情表現と創作力を得るために学習を続けている。

感情のつながりを重視するAI「りんな」とユーザーが続けた会話は、最も長いもので17時間にも及ぶ。こうしてユーザーとつながる「りんな」の技術は各方面で高く評価され、ローソンの”あきこ”、渋谷区の”みらい”、テレビ朝日の”杏寿”などに採用され、ユーザーとの感情のつながりを重視したやりとりを実現している。

 

 

ディープラーニングのレベルがどんどん上がっているという事でしょうか。
人工知能に出来る事がますます増えてきていますね。

次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!