【no.84】誤って「回転」と錯視…人間同様に

誤って「回転」と錯視…人間同様に 立命大など発見

静止画なのに回っているように見える「錯視」について、

深層学習(ディープラーニング)で自ら学習するAIも、
人間と同様に「回っている」と誤って判断し、錯視が起きていることを、
基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)と立命館大学(京都市)などの
共同研究グループが発見し、国際学術誌で発表した。

研究グループは、人の脳と同様に目で見る情報で予測を
修正しながら学習するソフトを導入。回転するプロペラの映像を見せ、
回転方向や速度などを正しく予測できるよう学習させた。

次に、同大の北岡明佳教授(知覚心理学)が考案した、
とぐろを巻いた蛇の模様が回るように見える「蛇の回転錯視」の静止画を見せると、AIは絵の中の円が回転していると判断し、回転方向や速度を予測した。配色を変えると逆向きに回転していると判断するなど、人と同じ錯覚が起きていると分かった。

AIが人間と同じように錯視を起こすとは興味深いですね。。
目で見る情報の処理の仕方が人間と同じプロセスということでしょうか・・?

次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!