【no.109】AIと顔認証搭載の執事のような未来型ドア-YKK APが発表

AIと顔認証搭載の執事のような未来型ドア-YKK APが発表

YKK APは4月25日、AIや顔認証システムを搭載したドア「UPDATE GATE」を発表。2020年の発売を予定し、同26日からYKK APショールーム新宿 特設ギャラリーで一般公開展示している。

YKK AP 「未来窓」プロジェクト担当 事業開発部 部長の東克紀氏は、UPDATE GATEについて「住宅の中におけるコンタクトポイントを考えた結果、家族が毎日通る玄関であると考えた。そして、玄関に存在する建材を未来ドアとして位置づけた。通るたびに毎日をアップデートし、家族1人1人を認識してサポートするため、執事のようなドアだ」と、述べた。

UPDATE GATEは、Will Smartとともに開発。
ドアがエージェント(NTTドコモのAIエージェントAPIを利用)となり、外出前に交通情報や天候情報など、家族1人1人に合わせた情報を音声で伝える。顔認証(NECの「NeoFace」を採用予定)により、人を判別し、ドアを自動開閉する方法でのセキュリティを可能としている。

また、ドアハンドルが付いておらず、ドアの前でセンサ感知と顔認証により、家族であれば扉を自動開閉する機能を搭載。玄関前でカギを探したり、鍵を施解錠したりする必要がなくなることに加え、来訪頻度の高い介護ヘルパーや宅配業者の顔を事前登録することで、ゲストを判別して招き入れることも可能としている。

さらに、スマートフォンと連携し、突然の来訪者があってもスマートフォンから確認ができ、見守りの役目も果たすほか、家のさまざまな家電と接続することで、玄関空間で照明やエアコンをコントロール・見える化することを可能としている。

 

SFのようなドアが、一般家庭に流通する日も近いのでしょうか。面白そうなサービスです。
次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!