【no.72】NEC新技術、商品をAIが判別

画像認識技術を活用した新技術がNECから発表されました。

レジ台に商品をただ雑然におくだけで、商品をカメラが判別し、
ICタグやバーコードを読み取る必要なくレジの完全無人化を実現できるというもの。
似た包装の多い菓子類やカップ麺、外観が似ていても中身が微妙に違うお弁当などでも、概観の特徴を深層学習し判別していくそう。

amazon goの方が凄そうに感じますが、amazon goでは大量のカメラとセンサーが必要。既にあるスーパーマーケットなどが無人レジを実現しようとすると、こちらの方が導入しやすそうですね。


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【no.71】就活面接、AIロボットが質問攻め

就活面接、AIロボットが質問攻め

「ロボット面接官」登場のニュースです。
ペッパーと組み合わせたAIシステム「SHaiN(シャイン)」は、
約1時間~2時間、100~200問の質問で「バイタリティー」「柔軟性」「表現力」などの項目を評価できるそう。

質問数がぶれるのは、満足できる回答が得られなかった場合に重ねて質問が発生する場合。3000人分の実際の就職活動の面接データが入っており、それらをもとに
スコアリングを行う模様です。

ペッパーに200問一方的に質問攻めにされるのはちょっと辛そうですが、精度が上がればもっと短時間で評価できるようになるのでしょうか。実際の面接現場に登場する日も近そうです。

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【no.70】強すぎて「会場がシーンと……」 クイズ王を圧倒した“早押しAI”の衝撃

強すぎて「会場がシーンと……」 クイズ王を圧倒した“早押しAI”の衝撃

カリフォルニアで開かれた国際会議「NIPS 2017」で、
“早押しクイズAI”が、人間のクイズ王のチーム6人に勝利。スコアは465対200、AIの圧勝。

単なるクイズならまだしも、”早押しクイズ”は意外と処理の難易度が高く、
AIロボットを製作して参加した50チームのうち、正常に作動するレベルまで“完成”にたどり着いたのは数チームだったという。

この優勝したAIには文脈を理解するディープラーニングモデルと情報検索モデルが用意されており、
解答の候補となっているWikipediaのエントリや文章と、実際の質問文を比べてどれほど一致しているか「マッチ率」を数値化。単語1つずつではなく2つ単位でマッチさせると、特徴的なフレーズが出ている場合は、特にマッチ率の値が高くなる。
こうしてディープラーニングモデルや情報検索モデルから出力した特徴を融合(アンサンブル学習)させることで高精度化を実現したという。

早押しクイズという、できるだけ早く、限られた文脈の中で正解を出すという処理が出来るのは凄いですね。

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【no.69】大学生が駐車違反にAIで対抗 弁護士ボットで無罪を勝ち取る

大学生が駐車違反にAIで対抗 弁護士ボットで無罪を勝ち取る

 

イギリスでは駐車違反の取締りが厳しく、違反切符を切られても不服の申し立てができるものの、申し立てに必要な嘆願書の作成には法律的な知識が必要で素人には難しく、申請しても却下されてしまうことが多かったそうです。

しかし、そんな中「DoNotPay」というチャットボットが登場。
簡単な質問に答えるだけでボットが過去の判例を検索したり、Google Mapで違反キップを切られた場所を探してくれるなど、嘆願書作成を支援してくれるボットだそう。

実際、DoNotPayはすでに25万件利用され、何と16万件もの違反切符の撤回に成功したそうです。開発には、IBMコグニティブ技術であるWatsonが活用されており、Watson APIの組み込みによって情報解析の精度は30%もアップしたそうです。

チャットに聞くだけでいくつもある判例データを探してくれるのはありがたいですね。今後も色んな分野で応用されそうです。

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【no.68】グーグル、AI「アシスタント」で30言語超に対応

グーグル、AI「アシスタント」で30言語超に対応

現在、英語や日本語など8カ国語に対応して音声認識ができるグーグルの対応言語が、2018年中にヒンディー語やタイ語などを加え30超に広がっていくそうです。

ユーザーの「グローバル化」にも対応予定。
ひとつのアシスタントが英仏独の3言語に応答できるようにした。
ひとつのAIスピーカーに夫が英語で話しかけ、妻がドイツ語で操作するといったことが可能になるそうです。

音声認識で認識できる言語が増えると、取れるデータ量がまた一気に増えることになるという事でしょうか。日進月歩で進化していきますね。

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【no.67】コーディネート提案AIアプリ

コーディネート提案AIアプリ「SENSY CLOSET」

iOSアプリ「SENSY CLOSET」では、
手持ちの服を登録すれば、いつどんな服を着たかをカレンダー上に記録出来るほか、新しい組み合わせのコーディネートを提案してくれるそうです。

登録しておけば「一度も使ったことが無い服」もわかるので、コーディネート提案の前に、そもそもクローゼットの整理に役立ちそうですね。 今後アップデート予定の機能としては、好みの服を学習し、ユーザの嗜好にあわせて商品を提案し、そのまま購入が出来るという機能。学習が進めば進むほど便利になっていきそうです。

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【no.66】チャットボットの一括見積りサービス

チャットボット導入に追い風。一括見積もりサイトがサービス開始

株式会社リトルクラウドから、 AI事業活用のサービスの一環として、チャットボット一括見積もりナビの運営が始まったそうです。

現在、日本国内でも40社を超えるチャットボット開発会社があり、導入コストや開発期間、会話の精度等、比較することがハードルのひとつにもなっている。

そんな中、今回サービスを開始するチャットボット一括見積もりナビは、あらかじめ決められたいくつかの項目をサイト上で入力することで、自動的に最大8社からの見積もりが届く流れとなっており、チャットボット導入検討の事業会社は無料で利用することができるそうです。

とりあえず気になる費用感を問い合わせてみるのはいかがでしょうか?

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【no.65】顔認証の精度向上 サングラス着用でも認証

パナソニック、高精度警備ソフト サングラス着用でも顔認証

サングラスを着用していたり斜めを向いたりしている顔でも検知可能な高精度の認証ソフトウエアを、8月に発売するとパナソニックが発表。

さらにマスク姿でも認証できるよう機能を拡張する予定との事。
東京オリンピックに向けて、空港やスタジアムで高まるセキュリティー需要に対応していく模様です。

顔認証には顔の各パーツが必要かと思っていましたが、どんどん精度が上がってきているようですね。


(大阪で開かれた発表会の様子。サングラスをかけていても、
正確に検知している様子が披露された。)

 

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【no.64】AIがリハビリの計画策定

人工知能が要介護者の行動を分析し、リハビリの計画を立ててくれるサービスを、
パナソニックが実験的に試験運用するそうです。

リハビリ施設内にカメラやセンサーを設置し、本人の睡眠パターン、呼吸の様子など行動の内容を分析しリハビリ計画を策定してくれるとのこと。

問診をして睡眠の様子を聞くより、測定するほうが簡単で正確ですし、
データを取られるという点だけに着目すると不安ですが、リハビリや治療までの最短距離がわかるようになるのは凄いですね。


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【no.63】AIタクシー配車システムの競争激化

AIによるタクシー配車システムの競争が激化しているようです。

ソフトバンク、トヨタ、ソニー間で、人工知能を用いたタクシー配車の需要予測システムの開発でしのぎを削っている模様。

需要予測による効率的な配車とともに、将来的には相乗りなどのサービスも考えられているそうで、既に日本交通などの一部のタクシー会社で実験が始まっているみたいです。

自動運転技術と掛け合わせると将来が楽しみなサービスですね。

 

 

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