【no.258】AI、データ、アナリティクスの2019年はどうなる?–各社トップの予想から読み解く

AI、データ、アナリティクスの2019年はどうなる?–各社トップの予想から読み解く

新たな年がやってきた。筆者は今年も、データやアナリティクス分野の企業トップや著名人が発表した新年に向けての予想を集めて、その共通点を探ってみた。

各社の予想を見渡してみると、2019年のキーワードは人工知能(AI)、データ保護規制、データのガバナンス、Hadoop市場の状況、オープンソース、そして「エッジ」であることが分かってきた。

人工知能に関する予想
人工知能(AI)に関する予想にはばらつきがあり、楽観的で夢見がちなものから、どちらかと言えば懐疑的でうんざりした調子のものまで、幅広い意見が見られた。例えば、SAPの「Leonardo」、機械学習、インテリジェントプロセスオートメーション担当バイスプレジデントDavid Judge氏は、次のような希望に満ちた未来を思い描いている。「2019年には、引き続きAIが人間の仕事をさらに楽なものにし、人間は多くの成果を挙げられるようになる。(中略)労働者は作業を自分で行うか、プロジェクトを機械に任せるかを優先順位に応じて選択するようになる」

一方、Talendの最高技術責任者(CTO)Laurent Bride氏は、もう少し冷静に「データの倫理に関する問題で、AIや機械学習のイノベーションは減速する」と述べている。同氏の主張は、われわれは今、AIに対する盲目的な信仰から抜け出し、実際に有用なものにしようとする過程にあり、以前よりも道徳や倫理のジレンマを深く理解できるようになっているというものだ。同氏は、機械による意思決定に対する公正でバランスの取れたアプローチについて、研究者が議論を尽くそうとする間、短期的にはイノベーションが滞る(消えるわけではない)と考えている。

イノベーションが減速する可能性がある一方で、多くの予想では、AIに関する既存のイノベーションが企業に幅広く導入され、奥行きも深まるとしている。Splice Machineの最高経営責任者(CEO)Monte Zweben氏は、「機械学習は実験の段階から運用の段階に入り、リアルタイムのミッションクリティカルなエンタープライズアプリケーションに組み込まれる」と述べている。Salesforceのアナリティクス担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーKetan Karkhanis氏は、「2019年には、AIを利用したアナリティクス(データの自動発見)が主流になる」と考えている。また、NutanixのゼネラルマネージャーVijay Rayapati氏は、「AIは主流の技術になり、開発者が利用できる新しいAPIとして提供される。これは、インテリジェンスが次世代のビジネスソフトウェアサービスを自律的なものにするための原動力になるためだ」と説明している。

【no.257】金正恩氏の最終目標、韓国の研究者が人工知能で分析

金正恩氏の最終目標、韓国の研究者が人工知能で分析

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の発言や周辺の状況などを人工知能(AI)を使って分析したところ、北朝鮮は「核・経済並進路線」を放棄しておらず、2020年に核保有国になることを目指しているとの結果が出た。

壇国大学政策科学研究所と社団法人サンド研究所、世宗経営諮問研究チームが先日「テキストマイニング技法」と「システムダイナミクス理論」によって金正恩氏の「核戦略」を共同で分析した。テキストマイニングとはAIを使ってビッグデータからキーワードとなる言葉の頻度や意味などを分析する技法で、2016年に米国の大統領選挙でトランプ大統領の当選を予測したことでも知られる。システムダイナミクスは複数の事象間の動態的な関係を把握し、それを視覚化する理論だ。

金正恩氏による2013年3月の「核・経済並進路線」の演説文、16年5月の「朝鮮労働党第7次大会報告書」、そして昨年4月の朝鮮労働党全体会議で発表された新たな「経済発展路線」などを研究チームが分析したところ「金正恩氏は非核化の意志が非常に弱い」との結果が出た。たとえば核関連の発言で「核開発の意志」を示す「核武力」「核兵器」などの言葉はその使用頻度が「非核化関連の用語」よりも非常に多かったという。

さらに「戦略的地位」「核軍縮」など「核保有」と関連した重要キーワードの文脈とその意味を分析したところ、金正恩氏が昨年4月の朝鮮労働党全体会議で宣布した「核・経済並進路線勝利」と「経済建設総路線戦略」は「核保有国の地位で経済強国という目標を達成すること」がその意図であるとされた。金正恩氏は「核を放棄しそれを経済と引き替えにする考えは持っていない」ということだ。研究チームは「北朝鮮は核・経済並進路線を放棄しておらず、この並進路線の最終目標は2020年に核保有国として経済強国になる『戦略国家の地位』を得ること」と分析している。

テキストマイニングの専門家として知られる世宗経営諮問のキム・ギュイル氏は「金正恩氏の発言を分析すると核保有国で使われる表現が多いが、それは核の放棄ではなく核軍縮が目標のようだ」との見方を示した。サンド研究所のチェ・ギョンヒ氏は「時間が過ぎるほど北朝鮮は内部の結束と体制維持の手段として核をさらに利用するだろう」「核開発は金正恩氏の地位を支えると同時に、権威体制の強化にも大きく寄与してきた」とコメントした。

【no.256】衣類を畳むロボット、実用化へ一歩 布の形をAIが予測 信大准教授が基礎技術

衣類を畳むロボット、実用化へ一歩 布の形をAIが予測 信大准教授が基礎技術

信州大工学部(長野市)の山崎公俊准教授(知能ロボット学)は、衣類を畳むといった生活支援につながるロボットの実用化に向け、布を動かした時の形の変化をAI(人工知能)で予測する基礎技術を開発した。持ち上げると形状が変わる布などの柔軟物をロボットが扱うのは難しいとされるが、実用化の道が開ければ、家事や産業分野などで活躍の幅が大きく広がると期待される。AIの性能をさらに高め、技術の確立を目指す。

AIを搭載し、最適な動きを自ら判断して搬送や組み立てを行うロボットは、既に製造現場などで使われている。カメラで対象物の位置や形、大きさを認識し、つかむ位置や持ち方、作業手順を考えて実行する。形が変わらない金属や樹脂は持ち運びのシミュレーションが比較的容易で、AIでも段取りを考えやすい。だが、布やひもなどは持ち方によって形が複雑に変わるため、作業動作のシミュレーションが困難という。

山崎准教授は「ここを持つと布はこう動くはずだとAIが予測できれば、畳み方を考えることができる」と説明。AIが自ら学習し判断能力を高める「ディープラーニング(深層学習)」という手法を使い、無造作に置いた状態の布の画像データと、ロボットのアームが布のどこを持ってアームがどう動いたかという作業データ、その結果として畳まれた布の画像データを大量に覚え込ませた。

AIは、アームの動きから布の形の変化を予測できるようになり、畳む前の形と目標の形を照らし合わせて、作業手順を導き出すことが可能になった。

ロボットは現在、タオルやTシャツを畳むことができる。この技術を応用し、幅広い柔軟物の動きを予測できるようになれば、洗濯物の折り畳みに加え、葉物野菜の調理、ケーブルの配線、荷物を袋に詰めるといった作業をロボットで行うことが可能になるという。

現在の技術では、ボタン付きのシャツなどデータを覚えさせていない衣類はまだ扱えない。山崎准教授は「初めて見た物も扱えるようにするため、AIの性能をさらに高める必要がある」としている。

【no.255】問診は1時間で5400円 ヒューマンエラーを減らせる

問診は1時間で5400円 ヒューマンエラーを減らせる

「AI(人工知能)医療診断」は驚異の進化を続けている。「問診」は医師と患者という人間同士の“対話”で、AIとは縁遠い印象があるが、それもまた違っている。すでに「人間ドック」の一部にAI問診を取り入れている病院がある。

東京・大田区にあるAI和合クリニック。記者は専用のスマホアプリで予約してあるので、受付用タッチパネルで患者番号を入力すれば受付完了である。

待合室でタブレット端末を渡され、氏名、年齢、身長、体重を入力。画面に次々に現われる質問項目に、該当する選択肢を指でタッチして答えていく。

「主な症状は?」という質問の時、この診断を体験した記者は1年ほど前から左上腕にしびれを感じているので、「腕のしびれ」をチェック。すると「より詳しく聞かせてください」という画面が出てきたので、選択肢から「やや耐えがたい」を選んだ。

「どのくらい前から?」「症状が出る時間は?」「しびれもしくは違和感の現われ方について一番近いものを以下から選んで下さい」と、質問はしだいに詳細になる。

その後アレルギーの有無や過去の病気に関する質問に移り、4~5分程度で“問診”は終了した。

次は歯科検査で、歯のレントゲンを撮り、噛み合わせや歯周病など口内チェックを行なう。終了後に診察室に移り、担当医からAI問診の結果を聞く流れだ。

「AIによれば、しびれは神経の通り道が狭くなることで出てくる症状で、その少し上にある胸郭の動脈の通り道が狭くなっている可能性が考えられます。疑わしい病名としては胸郭出口症候群。頸椎症の可能性もあるという結果ですね」

重大な疾患の疑いが出れば、精密検査などを勧められることもあるという。記者の場合は、ひとまず経過観察でよいとのことだった。

次に別室で「SKY-10」という体に電圧を流す検査機器によるチェックを受け、「血管年齢は55歳で老化が進んでいる状態」などの指摘を受けた。

AI問診を含めた3つの検査がこのクリニックの「人間ドック」で、料金は5400円。所要時間は1時間ほどだった。

「AIによる補助診断のメリットは、ドクターの負担軽減と、問診でのヒューマンエラーを減らせることだと考えています」(院長の重山洋一郎氏)

また、AI問診のシステムを開発した「Ubie」の共同代表・阿部吉倫医師はこう説明する。

「問診の質問数は15~20個で、質問の種類は約3000種類、答えとなる選択肢は4000種類ほどあります。AIはアルゴリズムによって最適な質問を選び、さらに自己学習していく。例えば糖尿病患者が多いクリニックでは糖尿病関連の質問が多くなるというように、クリニックの専門性の違いも反映されていきます」

このAI問診はすでに70のクリニックと5つの病院で採用されているという。人間の医師の場合、患者が同じように答えても忙しくて掘り下げるべき質問を飛ばしてしまったり、聞き流して判断を誤ってしまうことも起こり得る。そうした事態を防ぐ手立てになることが期待されている。

すでに導入がされていたとは、どの程度効果があったのか気になりますね。
次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!

【no.254】金沢のベーカリーがAIレジ、人手不足に対応

金沢のベーカリーがAIレジ、人手不足に対応

金沢市に人工知能(AI)が商品を自動認識するレジを導入したベーカリーが誕生した。「石窯パン工房VIVIR(ヴィヴィア)金沢店」で、ダイヤモンド工具製造販売のヤマトマテリアル(富山県氷見市)が運営する。店員にかかる負担を減らすことで人手不足に対応する。

同店は自家製のカレーパンや調理パン、塩パンなど約100種類のパンをそろえる。他社が開発したシステムを導入した。商品トレーをレジカウンターに置くと、カメラで撮影した画像をもとにAIがパンの種類や数を認識できる仕組みだ。

店員はカメラの撮影ボタンを押すほか、AIが商品を正しく認識しているかを確認するだけで良い。通常はレジ1台につき2人の従業員が対応していたが、会計業務が軽減されるため、1人で対応できるようになる。アルバイトが商品名や値段を覚えるなどの研修期間も短くなるとみる。

形で種別を判別できるのであれば、人がやるより圧倒的に時間の削減が出来ますね。
次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!

【mo.253】人の心がわかる? アリババのAIアシスタント

【mo.253】人の心がわかる? アリババのAIアシスタント

【CNS】このほど開催された国際学術会議「NIPS(神経情報処理システム大会)」で、阿里巴巴(アリババ、Alibaba)の科学研究部門であるアリババ達磨院(DAMO)」の研究者が、宅配の分野で使われ始めた人工知能(AI)音声技術のプレゼンテーションを行った。

アリババ系物流プラットフォーム「菜鳥(Cainiao)」で使われているAI音声アシスタントは、約30秒間で、顧客に話の腰を折られたり、顧客の考えが途中で変わったり、顧客に沈黙され反応がなかったり、といった状況の中でも柔軟に対応し、配達先住所の変更手続きを完了させた。

これに先立ち、米グーグル(Google)は5月、人間に似せた音声アシスタント「デュープレックスDuplex」を発表し、顧客のレストラン予約の手伝いをするAIに業界で多くの注目を集めていた。

世界的に権威のある学術誌「MIT Technology Review」によると、アリババのプレゼンの中で起きた一幕は、人と機械の音声交流の新たな一歩となったという。

AIが顧客に「明日の朝配達で良いか」と尋ね、顧客が「朝は家にいない」と答えると、AIは直接「はい」あるいは「いいえ」と答える代わりに、隠れた人間の意図を読んで、次なる行動を取ったのだ。

同誌は「人間同士の対話の中では普遍的にあることでも、ロボットは往々にしてうまく対応できない。プレゼン効果から見ると、アリババのAI音声アシスタントはうまく対応できていた」と、アリババのAI音声技術力がすでにグーグルを追い抜いた、との評価を示した。

このほか、アリババのAI音声アシスタントは、ロボットと人間の交流の中で、言葉を「話したり聞いたり」するだけでなく、人間の語気、語調、速さを学習してまねることにより、対話の過程で人間が相手をロボットと話していると感じさせないという。5月にアリババが中国でこの技術を披露した際には、会場の観衆はまるで本物の人間と同じだと驚いたものだった。

今年の中国の「双11(独身の日)」の期間、このAI音声アシスタントは数百万人の顧客にサービスを提供した。「菜鳥」のデータによると、配達員1人は1日に約150~200個の荷物を配達し、1回の電話に30秒~1分間かかると計算すると、1日に電話だけで3時間話をしている計算だ。AI技術の活用によって、配達員の時間を短縮し、仕事の効率を高めることができるというのだ。

アリババは現在、この技術が悪用されてロボットによる詐欺行為を防止するため、使用範囲を制限しているという。

プレゼンテーションで紹介された対話の全記録は以下の通り。

AI:こんにちは。今日の午前、文一西路588のあなた宛てにZT宅配便の荷物をお届けする予定ですが、ご都合はよろしいですか?

客:どちらさんですか?

AI:私は「菜鳥」の音声アシスタントです。配達員が荷物をお送りする前に確認のため電話をしております。

客:午前中は家にいないですよ。

AI:では、荷物を受け取れる場所を教えていただけますか? 配達員に伝えますので。

客:荷物の中身は何ですか?

AI:送り状には「印刷物」と書かれています。

客:うーん。では、マンションの管理人のところに願います。…いやいや。ちょっと待って、やっぱり、うちの玄関に置いていって。

AI:玄関の前ですか?

客:…(沈黙)

AI:もしもし、どうされましたか? 玄関の前に置くということでよろしいですか?

客:OK。

客:おっと。そうだ、ZTの宅配便はもう一つあったはずだけど、今日配達できる?

AI:少々お待ちください。あなた宛てにZT宅配便の荷物がもう一つありますが、配達は明日になる予定です。

客:ありがとう、じゃあよろしく。

AI:はい、ありがとうございました。

 

単調な会話とはいえない自然なやりとりが見れますね。これが今後スタンダードに
なっていくのか楽しみですね。
次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!

【no.252】AIがバナー広告を自動生成、電通が開発

AIがバナー広告を自動生成、電通が開発

電通グループ3社は、AI(人工知能)でバナー広告などのコピーを自動生成するシステム「Direct AICO」を開発し、12月20日に運用を始めたと発表した。

「Direct AICO」
2017年5月に発表した広告コピー自動生成システム「AICO」(β版)をデジタル領域に特化させ、新たに開発したもの。バナー広告やリスティング広告などの作成に役立てる。

「AICO」
同グループがリスティング広告で行った実験では、AIが過去の運用実績に基づいてコピーを生成し、クリック率を予測した上での広告運用を実現。人間が作ったコピーよりもクリック率が高かったという。

デジタル広告では短時間で大量のコピーを作成する必要があることもあり、電通は「制作者の業務負荷を緩和し、作業時間の大幅な削減に貢献する」としている。

今後は、閲覧者一人一人の嗜好(しこう)に合わせて広告を生成するような運用を目指すという。

まずはクリエイティブの数が必要、でも時間がない、、というときに非常に
有用になりそうなサービスですね。
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【no.251】AI搭載“介護支援ロボット”が2019年上陸!「後ろ姿でも判別」驚きの性能を聞いた

AI搭載“介護支援ロボット”が2019年上陸!「後ろ姿でも判別」驚きの性能を聞いた

深刻な人手不足が続く介護の現場に、白衣の天使ならぬ、AI仕掛けの救世主が2019年に上陸するという。
その名は、AI・機械学習機能搭載型ヒューマン支援ロボットの「アイオロス・ロボット」。

これは米・サンフランシスコを拠点に置く「アイオロス・ロボティクス」が開発したロボットで、人・顔・モノ・文字など周囲の環境や情報を学習し、「高度な物体検知能力」や「空間認識機能」などを備え、さらに「音声認識機能」があるので声で指示を出すことも可能だという。
人間の腕のような2本のロボットアームと自由に動き回る車輪を使い、様々なものを適切な保管場所に置くなど、人の生活における作業をサポートするとしている。

「アイオロス・ロボット」は2019年4月からレンタルの予約を受け付け、8月から提供する予定で、気になる価格は月15万円。
しかも、すでにロボット導入に積極的な日本企業と協力し、介護施設での業務支援の実用検証試験を開始しているという。
(※価格は税別。また為替の変動によるレンタル提供価格の変動可能性有。最低レンタル契約期間は3か月からを予定)

高齢者の移動を介助するパワーアシストスーツなどと異なり、周辺業務をサポートすることで、介護士が介護に専念できるようにする狙いだというこのロボット。
AIを搭載することでどのようなことが可能になるのか?そして、介護そのものは手伝えないのか?担当者に聞いてみた。

「顔が見えなくても後ろ姿で判別できる」
――他のロボットより「アイオロス・ロボット」が優れている点は?

弊社のアイオロス・ロボットは周囲の環境や情報を認識・学習する「AIビジョンセンサ」と、認識・計画・実行装置のすべてを内部に搭載し、アームを使ってモノをつかんだり、自律的に走行したりできます。
そして、学習したデータはクラウド上に蓄積し、ロボット間で共有してフィードバックを繰り返すことで、日々変化する環境にも適応できます。
また、与えられた命令をもとに自動的に複数地点間を移動したり、ドアを開けたり、エレベーターに乗ったり、というように自由に設置環境内で移動したり、パトロールすることができます。
他社製品ではこれら頭脳に当たる部分認識・計画部分を内装せず、無線通信によりクラウドや外部サーバーに処理を投げて結果を受け取って行動するものが多いようで、こういった場合は無線ネットワーク環境が必須になります。

――AIはどんな部分に使われているの?

『認識』
AIを用い、複数のセンサーやカメラの画像を統合的に判断し、壁や扉などの構造体、モノやまわりの人の動きをリアルタイムに認識します。
たとえば家具の位置変更を認識し、頭の中の地図を動的に更新し、スムーズかつ安全な動作に役立てています。
物については、その本来あるべき場所とともに覚えさせたり、どこをどのようにつかむべきかを判断することにAIを用います。
人についていえば、顔を立体的に認識させ、骨格と連携させて全体としての人物として記憶し、その人かどうかを判断します。
服装がかわっても、顔がみえなくても後ろ姿だけでも誰なのかを判別できる能力もあります。
人の姿勢を顔とともに同時に複数人物について認識できます。
姿勢認識により、一人ひとりの人物がどういう状態にあるかをロボットは理解しています。

月15万円、というとアシスタント的な役割と考えると十分に採算が取れるのではないかと思ってしまいますね。活躍が楽しみです。
次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!

【no.250】AIが判断 “ラク家事ロボ”の実力 日本唯一ユニコーン企業が開発

AIが判断 “ラク家事ロボ”の実力 日本唯一ユニコーン企業が開発

大掃除はロボットで。そんな日も、そう遠くなさそう。

ペンは、ペン立てに。

スリッパは、向きをそろえて。

靴下は、きちんと洗濯籠に自分で選んで入れてくれる。

AIが物を認識し、形、位置などを総合的に判断し、散らかった物を片づけてくれる、全自動お片づけロボット。

このAIを開発したプリファードネットワークスは、トヨタ自動車とモビリティ分野での共同研究も進めるなど、今注目の日本唯一となる「ユニコーン企業」。

驚きの実力は、画像認識だけでなく、音声認識も。

安宅晃樹アナウンサー

「それ、こっちに入れて」

ロボ

「プラスチックのごみ箱に片づけます」

全て指示語で、指を指しただけだが、きちんと理解してくれた。

「使われておりますのは、深層学習(ディープラーニング)と呼ばれる技術をベースとした、画像認識、物体認識のアルゴリズムになりまして、1つ1つの箱とか入れ物がどこにあるか、入れ物など全て含めて300種類ぐらいの物体を認識できます」

わずか半年ほどで、できるようになったというお片づけ。

ロボット本体と、天井に4台設置されたカメラが目となり、空間内のおよそ300種類の物や位置を、いかに全てデジタル化して把握するのかが鍵となる。

例えば、なくしたものがあっても。

安宅晃樹アナウンサー

「黒のタンブラーは、どこにある?」

ロボ

「タンブラーですか。それならテーブルのそばにあります」

プリファードネットワークス エンジニア・羽鳥氏

「1個1個の物体を認識して、つかんで、動かす。それは、あらゆる家事に必要な、一番基本的な要素なんですね。洗濯物をたたんだりですとか、料理をしたりとか、いろいろ考えられるかと思うんですけれども、そういう難しい家事に対する内側の土台ができるということになります」

5年以内の実用化を目指したいという、家庭用パーソナルロボット。

少しサイズが大きいような印象はありますが、これが実現すると
近未来感がすごいですね…!
次回の更新も楽しみにしていただけますと幸いです!

【no.249】電通/AI解析で「流行キーワード」予測するシステム開発

電通/AI解析で「流行キーワード」予測するシステム開発

電通は12月17日、AIでビッグデータを解析することにより流行キーワードを予測するシステム「TREND SENSOR(β版)」を開発したと発表した。

ネット上にあふれる情報から、流行の兆しをより早く捕らえ、有効にマーケティングに活用していくことが求められている。

同社は、膨大な情報の中から人手で流行の兆しを見つけることには限界があるため、AIを活用してビッグデータを分析する今回のシステムを開発した。

同システムは、SNSの情報とマスメディアの情報を掛け合わせることで新たな流行の兆しを発見する「クロス流行伝播モデル」を採用。

昨今、SNSが流行伝播に重要な役割を果たしており、流行の発信源が必ずしもマスメディアではなくなってきている中で、2つの情報を掛け合わせることで、新たな流行伝播の様相が浮かび上がるという。

これらの分析を基に、AI開発に強みを持つ同社子会社のデータアーティストと共同で開発したAIが、アニメ・グルメ・ビジネスなど10個のカテゴリーでデモグラフィック別の流行キーワードを予測することに取り組む。

今後、クリエーティブのプランニング領域において、アイデア開発を科学的に支援するツールとしての活用を進めつつ、流行予測を活用したキャラクターコンテンツの開発やファッションなどのビジネス開発への応用を目指し、さらに研究・開発を進めていく。

web上のデータ取得と解析をすすめて、今後のトレンドや流行をいちはやくキャッチできそうですね。
次回の更新も楽しみにして頂けますと幸いです!